感電したらどうすればいい?感電時の対処法についてご紹介
2021/11/01
電気工事をおこなう際、どんなに注意していても感電してしまうこともあります。
では感電してしまった場合は、どう対処すればいいのでしょうか?
そこで今回は、感電時の対処法についてご紹介します。
感電時の対処法
すぐに医療機関を受信する
感電は目で見てもわかりづらい症状です。
そのため症状が深刻の場合でも、気づけない可能性もあります。表面ではひどくなくても、内部では血液の循環不全を引き起こしている場合も考えられます。
場合によっては組織が壊死してしまう可能性もあるので、症状が軽度だと思ってもすぐに医療機関を受診してください。
速やかに電源を切る
感電後、電気が流れている状態ならコンセントを抜いたり、スイッチを切ったり、電源を落としましょう。
しかし、20mA以上だと電線などを握りっぱなしになり、離せない場合もあります。
そのような事態になったら、ゴム手袋など電気を通しにくいにものを使って、電源を切りましょう。
呼吸と脈拍をチェックする
安全確保のため、意識があるかを確認してください。
呼吸や脈拍に問題ないか、冷静に対処しましょう。
電流が通る場所によっては、心停止や呼吸停止を引き起こしてしまう場合もあります。
心停止や呼吸停止が起きた場合は、救急車が到着するまで心肺蘇生法をおこなってください。
まとめ
今回は、感電時の対処法についてご紹介しました。
電気工事をおこなっている限り、感電を起こしてしまう可能性は誰にでもあります。
感電事故を起こしてしまった場合、速やかに対処できるよう今回ご紹介した内容を参考にしてください。