感電事故が起こる原因についてご紹介
2021/10/25
電気工事に携わると感電事故を起こす可能性が少なからずあります。
では感電事故はどういった原因で起こるのでしょうか?
そこで今回は、感電事故が起こる原因についてご紹介します。
感電事故が起こる原因
2つの異なる電圧がかかっている線に同時に触れる
電圧が異なる電線を同時に触れてしまうとショート(短絡)してしまい、電流が流れてしまいます。
電流が流れることによって、感電事故が起こります。
電圧がかかっている電線や電気機器に触れる
電圧がかかっている電線や電気機器に触れると感電してしまいます。
感電事故の中でも最も多いパターンです。
1箇所だけに触れると、電気が人体を通して地面に抜けます。
また人体もおよそ60%が水でできているため、水を通しやすいです。
そのため、地面に足をつけた状態で電気機器に触れると感電してしまいます。
漏電している場所に触れる
漏電した場所に触れて、地面に電流が流れて感電します。
漏電は目視で確認することが難しいです。
漏電しているか気づかず触れてしまい、感電事故が起きるケースが多いです。
電気工事の現場だけではなく、家庭でも頻繁に起きてしまいます。
まとめ
今回は、感電事故が起こる原因についてご紹介しました。
感電事故は電気工事の現場において起こりやすい事故といえます。
程度によっては意識を失ってしまうほどの、大惨事になってしまうので確認や注意を怠らずに業務にあたりましょう。