電気工事を無資格でおこなったらどうなるの?
2024/05/05
電気工事を無資格でおこなうと、何か罰則が科せられるのでしょうか。
今回は、電気工事を無資格でおこなった場合、どうなるのかを見ていきましょう。
電気工事を無資格でおこなった個人と事業者への罰則
電気工事を無資格でおこなった場合は、個人と事業者のどちらに対しても罰則が科せられます。
無資格の個人が電気工事をおこなった場合
近年DIYが人気ということもあって、器用な方であれば自分で電気工事をして、コンセントを作ってしまうケースが少なくありません。
けれど、電気工事は国家資格保持者である電気工事士でなければやってはならないと、電気工事士法で定められています。
そのため、たとえ自分の持ち家に電気工事をおこなったとしても、無資格であれば電気工事士法違反です。
「3万円以下の罰金、または3カ月以下の懲役」が科せられますので、くれぐれも注意してくださいね。
無資格の事業者が電気工事をおこなった場合
電気工事をおこなう事業者が無資格だった場合は、電気工事業法により「10万円以下の罰金、または1年以下の懲役」が科せられます。
無資格の個人に比べて罰則が重いのは、事業者の場合は商売としておこなうからです。
電気工事の代金を報酬として受け取りながら、実は無資格だったとなれば、罰則が厳しくなるのも当然でしょう。
さらに事業者は最初から無資格だったのではなく、更新手続きをしなかったことで無資格になる場合があります。
このケースは電気工事の知識や技術を持っているため、依頼する側にとって無資格の事業者だと分かりにくいのが難点です。
まとめ
個人が無資格でおこなう電気工事は危険が大きく、周囲に迷惑がかかる恐れがあります。
一方の事業者は無資格であることがわかりにくく、依頼する際には注意が必要です。
弊社は練馬区を拠点に、きちんと法令を遵守して電気工事を行っております。
共に働く仲間を募集しておりますので、お気軽にお問い合わせください。