圧着ペンチの種類について
2021/10/01
圧着ペンチは配線工事などに用いられる工具で、電気工作が好きな人には欠かせないアイテムですよね。
圧着ペンチにはさまざまな種類があり用途によって使い分ける必要があるので、何を選べばいいかわからないという人もいると思います。
そこで今回は、圧着ペンチの種類について解説していきます。
裸圧着端子・スリーブ用
裸圧着端子・スリーブ用の圧着ペンチは、1枚歯で凸凹した歯型が特徴です。
サイズもいろいろあり、一般的なサイズのものだと1.25~8 mm²の端子に対応しています。
圧着したい端子に合わせてサイズを選びましょう。
リングスリーブ用
リングスリーブ用の圧着ペンチは歯が波のような形になっており、筒状の端子をかしめる際に使用します。
端子のサイズと電線の本数に合わせて、小~大のサイズから適したものを選びましょう。
絶縁被覆付き圧着端子・スリーブ用
絶縁被覆が付いている端子をかしめる際に使うのが、絶縁被覆付き圧着端子・スリーブ用の圧着ペンチです。
被覆を傷つけない形状になっているので、被覆付きの端子をかしめる際は必ずこれを用いましょう。
オープンバレル端子用
オープンバレル端子用の圧着ペンチは、オープンバレル型コンタクトピンやギボシ端子などに使われます。
他の圧着ペンチに比べて歯が薄いのが特徴です。
閉端接続子用
閉端接続子用の圧着ペンチは、いくつかの電線をまとめるときに使用されることが多いです。
サイズによってまとめられる電線の本数が異なるので、幅広く対応できるものを選ぶのがおすすめです。
まとめ
圧着ペンチにはさまざまな種類があるので、用途に合わせて使い分けましょう。
配線や電子機器を触るのが好きな方は、ぜひ弊社で働いてみませんか?