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電線と被覆する保護膜について

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電線と被覆する保護膜について

電線と被覆する保護膜について

2025/01/01

電線の多くは、導体が保護膜で被覆されています。
この保護膜は、なんのためにあるのでしょうか。
またどのような素材で作られているのでしょうか。
今回は、電線と被覆する保護膜について解説していきます。

電線とは

電線とは導体を保護膜で被覆したものです。
電力や電気信号を伝えるために使います。
電線には絶縁体で被覆された絶縁電線と、絶縁電線をさらにシースで被覆したケーブルがあります。
絶縁体で被覆されていない「裸電線」というものもあります。

絶縁体に使用される素材

絶縁体は、導体から電気が漏れ出るのを防ぐために使用します。
絶縁体に使用される素材は、ポリ塩化ビニルやフッ素樹脂、架橋ポリエチレン、天然ゴム・合成ゴムなどです。
なお絶縁体は配線の間違いを防ぐため、色分けやナンバリングなどにより視覚的に判別しやすいよう工夫されています。

シース(被覆)に使用される素材

シースは、絶縁体を保護するために使います。
シースに使用される素材は、クロロプレンゴムやポリ塩化ビニル、ポリエチレン、鉛、アルミニウムなどで、用途に合わせて適したものが選択されます。

まとめ

電線の保護膜は、用途などに応じて異なります。
電線を施す環境や用途を見極め、最適なものを選択することが大切です。
弊社では、重電機器設備の新規据付や保守点検作業をはじめ、多くの設備工事に携わっています。
ハイクオリティーな技術を提供するため、日々邁進しております。
重電機器設備に関するお困りごとがありましたら、お問い合わせください。

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