電工ナイフの使い方とは?
2024/11/05
電工ナイフはどう使えばいいのでしょうか。
詳しく解説していきます。
電工ナイフの使い方
電工ナイフを使うときの流れを見ていきましょう。
①切り込みを入れるまず始めにケーブルのヨレをまっすぐにした上で、剥ぐ部分のケーブルの外装に刃を当てます。
そしてケーブルを回しながら切り込みを入れていきます。
この時刃をケーブルから離さないようにすることと、力をいれすぎて電線の心線まで切らないようにすることがポイントです。
特に電線の心線が傷つくと、その後使えなくなってしまうので十分注意しましょう。 ②外装を剥ぎ取る
外装に切り込みが入れ終わったら、次は縦に切れ目を入れていきます。
ここでは刃を自分に向けると怪我をする危険があるので、刃を動かす方向には気をつけるようにしてください。
縦の切り込みができたら、外装を剥がします。
手でも剥がせる場合が多いですが、難しければペンチなどを使っていきましょう。 ③電線の絶縁被覆を剥ぎ取る
ケーブルの外装が剥がせたら、電線の絶縁被覆を剥ぎ取っていきます。
今ではワイヤーストリッパーやVVFストリッパーなどの便利な道具を使うことが多くなっていますが、短い電線のときには電工ナイフを使用せざるを得ません。
電工ナイフを使った剥ぎ取り方としては鉛筆むきと直角むきの二つがあります。
もしもの時のために、電工ナイフでの絶縁被覆の剥ぎ取りもできるようにしておきましょう。
まとめ
電工ナイフの使い方としては3つの流れがあります。
力の入れすぎや刃を動かす方向に注意しつつ、安全で丁寧な作業を心がけていきたいですね。